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ピティナステップ@汐留ベヒシュタインサロン

1/7 日曜 汐留ベヒシュタインサロンでピティナステップがあり、

東京音大付属高校を受験する生徒が、受験の練習のため、参加してきました。

 

なかなかお目にかかれない、

ベヒシュタインのフルコン♪

 

ここのピティナステップでは、15分以上も大丈夫とあったので、受験曲を全部弾く練習のために受けさせたのですが、

一曲で15分以上の場合じゃないとダメとかで、

複数曲でのエントリーはさせてもらえず・・・

 

仕方ないので、

バッハ平均律と、ショパンエチュード2曲をフリー10分と、

自由曲のスカルラッティソナタとラベルのソナチネを12分、に分けました。

 

講評には、アドバイザーの先生方から、すごく沢山のことを書いて頂き、

(裏まで使って書いてくれた先生も!)

推薦入試まであと2週間となりましたが、大変参考になりました!

 

 

お昼のトークコンサートでは、

杉谷先生が午前の部出演者の演奏を踏まえてのお話をしてくださり、それがとても心に残りました。

 

まず、

皆、強く打鍵しすぎて、音色が作れていないこと

 

これは戦前戦後あたり?の日本独自のピアノ教育の弊害で、ハイフィンガー奏法という、指を高く上げて、鍵盤を強く弾く奏法が長年行われ、

杉谷先生も芸大時代まで、日本ではそのように習っていたのに、

ヨーロッパに留学された時に、完全に弾き方を直されたそうです。

 

今では、そんなにハイフィンガー奏法をする人はいないですが、

それでも日本人は打鍵が強すぎて、

音色の変化がない人が多すぎると。

 

どんなにフォルテでも、

指は必ず鍵盤を触ったところから、

上から下に押すのではなく、

下から上に持ち上げるように弾くように。

 

 

あとは、もっと音楽と対話すること

 

弾くことに必死になるのではなく、

これはどういう音楽、どういう情景なのか、

もっと対話して考えること。

 

 

そして、本番を楽しむこと

 

演奏は、決して同じになることはない。

その時の会場、観客、天気、雰囲気で、

常に変わるものだし、

毎回同じに弾く必要はむしろなくて、

その場の雰囲気を感じとり、

これも対話をしながら、

本番を作り上げること。

 

 

本番までの練習に関しては、

納得いくレベルまで必ず練習すること

しかし決して練習しすぎないこと

 

これは、練習の量より質が大事という意味で、

むやみやたらに、不安だからと、

考えもなくただ弾くのは意味がない、ということ。

 

今日のステップは、

演奏の心得として、大変勉強になりました。