高津市民館 音楽室で、発表会に向けてのリハーサル練習会を行いました。
レッスンでは弾けていても、人前となると緊張してうまくいかなかったり、暗譜が飛んだり?!ハプニング続出でしたが、本番まであと1週間あるので、この練習会でうまくいかなかったところをしっかり直して、実力を発揮できるよう、頑張ってほしいです!
リハーサル練習会では、少し時間をあけて2回ずつ弾いてもらったのですが、やはり大体の生徒が、2回目の方が上手くいってました。
1回目は緊張で固いし、初めて弾くピアノで環境に慣れていないし、ですが、2回目になると、やや落ち着いて、ピアノにも慣れて、弾きこなすことができるようになっていました。
しかし本番は、1回しか弾けませんので、1回で実力を発揮できないといけません。
緊張すると、呼吸が浅くなるので、息を吐くこと、吐き切ることを意識して、息が止まらないよう、詰まらないようにしましょう。
息を吸うことは、意識しなくてもやりますので、吐き切る前に吸うと、呼吸が浅くなるので、吐くことを意識的にするといいです。
そして、自分の弾いている音、出している音をしっかり聴いて、ホール1番後の席まで飛ばす意識で、空間を広く感じて弾くことが大切です。
時々、グランドピアノの屋根の間から、遠くホールの壁を見て、遠くに意識を飛ばして、よく聴いて弾けるといいですね。
しかし緊張するのは、悪いことばかりではありません。
アドレナリンが大量分泌されるので、普段とは違うパフォーマンスが出せます。
アスリートがオリンピックで新記録を出せるのも、この緊張のおかげなんですね。
緊張を味方にして、本番のステージを楽しめたら、最高のパフォーマンスを出せるはず。
それには、結局のところ、普段の練習でどこまで細かく丁寧に練習できているか、が大切なので、通しての練習よりも部分練習をしっかりと綿密に、あと1週間、本番で最高のパフォーマンスが出せるようにがんばりましょう!