幼児期は、聴覚の発達の著しい時期で、この時期に意識的に音楽を聴く時間を持つことはとても大切です。
またリズム感は、大きくなってからでは、なかなか身に付きにくいものなので、この時期にしっかりと身につけたい音楽的能力の1つです。
4歳位から始められる場合は、まだまだ急に両手で弾くようなテキストでは難しいので、まず片手ずつ、大きなおんぷで書かれている教材を使用し、楽譜を読めるように練習していきます。
そして、CDに合わせて弾いたり、鍵盤で遊ぶような感覚で、飽きずに楽しくできるよう、工夫してレッスンを進めていきます。
教材は、ピアノアドヴェンチャー、ピアノひけるよジュニア、オルガンピアノ、バスティン、バーナムなど、お子様の年齢、状況に合わせて、選ばせて頂きます。
最初の段階で、しっかり音譜を読んでから弾く、という習慣を身につけさせます。
ただ耳コピと先生の真似で弾くのではなく、しっかり音譜を読めるように、そして読めたものを弾くように、徹底します。
「ピアノひけるよ」シリーズは、皆のよく知っている親しみやすい曲ばかりなので、楽しく練習できます。
好きな曲があると、子供たちの方から進んで練習してきてくれます。
「ピアノアドヴェンチャー」は、伴奏CDが付属されているため、CDに合わせて弾くことができ、世界の様々なジャンルの音楽が組み込まれています。
教本に合わせて、ワークブックも使用しています。
こちらは主に、毎週、宿題としてやってきてもらう形となります。
音楽の基礎知識もしっかりと身に着けてもらうため、ワークブックは欠かせません。
このレベルになると、ある程度の基礎ができ、いろいろな曲が弾けるようになります。
いろんな時代の曲を勉強し、様々な時代、作曲家の曲を弾けるようになります。
少しずつ、クラシックの4期(バロック、古典、ロマン、近代)について学び、各時代に合った弾き方、作曲家ごとの特徴に合った弾き方、など、本格的なピアノの演奏スタイルを学んでいきます。
バッハらしく、モーツァルトらしく、ベートーヴェンらしく、ショパンらしく・・・
発表会では、好きな曲を自発的に選んで弾いてもらいます。
クラッシック以外でも、アニメや、ディズニー、ジブリ、ポピュラーの曲など、なんでもOKです。
憧れの曲が弾けるのは、本当に嬉しい体験ですから、ぜひ発表会もご参加くださいね!