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音大入試について

先月、東京音大作曲科ミュージックメディアコースを受験したいので、副科ピアノコースに入会したい、と、高校3年生からお問い合わせがありました。

 

東京音楽大学 指揮作曲専攻 作曲「ミュージック・メディアコース」

音大受験 東京音楽大学 東京音大

 

 

詳しい状況を聞いてみると、音大に進学したいと思っていたものの、親の許可が降りず、最近になってやっと許可が出たとのこと。

ピアノに関しては、バイエル程度まで、子供の頃にやったぐらい、ということでした。

 

副科ピアノだけでも、試験曲がソナチネ・ソナタアルバムから1曲、となっていますから、バイエル程度では、全然足りず、かなり練習しないといけない状況。

 

楽典、聴音も、すでに高3なので、受験まであと1年もないのに、ゼロから始める段階。

 

それ以上に、まず試験科目に、作曲専攻の和声課題や、作曲の提出があり、これに関しては、ピアノ専攻の私には分からないので、作曲科卒の先生に受験までレッスンに通わないと、そもそも入試を受けられるレベルに達しないことなど、様々な問題がありました。

 

ポピュラー系のコースだからと、甘く見られがちですが、実際は全然そんなことはなく、私の在学中には映画放送音楽コース、映放、と呼ばれていましたが、皆、ピアノが得意で、即興も凄い人たちしかいませんでした。

 

ギリギリ、ソナチネアルバムの1番簡単なものを弾いた、なんて人は皆無。

 

 

また入学してからも課題が多く、こなすのに大変で、徹夜もしょっ中だったとか。

 

 

とりあえず体験レッスンに来てもらい、ピアノのレッスンと相談をした後は、東京音大で助手をしている、作曲の先生を紹介することにしました。

 

そして後日、作曲の先生との話し合いの結果、東京音大は浪人しないと到底間に合わないこと、しかし家庭の事情により浪人はできないこと、などから、他の音大の受験を目指すことになりました。

 

そして、とにかく受験まで時間もないので、作曲、ピアノ、ソルフェージュの全科目を、作曲の先生にお願いすることにしました。

 

作曲の先生から後から聞いた話では、実は打楽器をとても頑張っていて、大会で入賞したこともあったり、とりあえず1曲作ってきてという課題を出したところ、それなりの和声感覚を持っていたとのことで、良いところがいっぱいあったそうです。

 

自分の手は離れましたが、受験勉強頑張って、音大合格して欲しいと願っています。

 

音大受験には、まず入試のために、レッスンに通う必要があります。

専攻実技、楽典、聴音などソルフェージュ科目、ピアノ専攻以外の人は副科ピアノがあります。

 

1年では、とても間に合いません。それまでの音楽経験によりますが、高1でもギリギリなくらいです。

 

音大を本気で目指すなら、お早めにご相談ください!

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たまプラーザ ピアノ教室 横浜市青葉区美しが丘 
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