もう6年前に書いた記事なのですが、
が、なぜか、この教室HPの中で、トップアクセスページとなっております。
このブログ記事の中で、当時は、バッハインベンションシンフォニアは、カワイ出版か、園田高弘版をオススメしておりましたが、ここ数年、また変わって来たので、追記したいと思います。
今、一番生徒におすすめしているのは、
トリル、装飾音の入れ方、指遣い、フレージング、強弱などの解釈も極端すぎず、解説の量もちょうどよく、全てが程よい感じで、大変使いやすいです。
そして、レッスンに持ち歩くにあたって、一番薄くて軽い、というのも、大変お勧めのポイント♪
少し前に、バッハコンクールに今年初出場の生徒が、インベンションを購入するにあたって、バッハコンクールのサイトで、東音企画のインベンションをお勧めしていたため、こちらを購入しそうになっていたのですが、
慌てて止めて、上記のバッハ演奏へのアプローチ バッハ インヴェンションとシンフォニアを買ってもらった次第です。
東音企画の版は、何も書いていない音符しか書いてない、いわゆる原点版のため、1から全て考えましょう、ということが目的なのは分かりますが、インベンションの仕組みを右も左もわからないような生徒に1から教えるのは大変で、指導者への負担が非常に大きいと感じます、、、
解説ブック、ワークブックと3冊セットのようですから、特に解説ブックがないと意味がないかと思います、、、
そもそも音符しかない原点版を使うのであれば、全世界共通、バッハといえば王道のヘンレー版で良いのでは、と思います。
私も子供の頃は、ヘンレー版を使っていましたし、ボロボロになっていますが、今でも持っています。
運指など、少し、改訂されているようですね。
その他、6年前にもおすすめしている、園田高弘版もいいです。
こちらは、インベンションとシンフォニア、2冊に分かれています。
ちなみに、持ち運びにも軽くて便利です、笑
全音からは、インベンションが何種類も出ているようで、古いものだと、ん?と思うようなものもありましたので、購入時にはくれぐれもご注意ください。
他にも原点版なら、ベーレンライター版、ウィーン原点版もありますし、解説版、解説本は、山のようにあります。
楽譜売り場の充実したお店に行って、あれこれ立ち読みしてみるのも勉強になります。
音符しか書かれていない分、解釈は無限大で、バッハは奥が深いですね!
今年も、当教室から、ブルグミュラーコンクール、バッハコンクールに数人参加しております。
コンクールに向けて仕上げるということは、本当に大変ですが、大きな経験、勉強になりますので、全力で頑張ってほしいです!!
外部の生徒さん向け、コンクール対策レッスンも行っておりますので、ご相談ください。